黒川 雄輝

YUKI KUROKAWA

オーナーズエージェント株式会社
マーケティング事業部
住宅メーカーでマーケティング担当者として分析・企画・プロモーション全般に携わる。2021年3月、オーナーズエージェントに入社。
資格
宅地建物取引士

商品をブラッシュアップし、新たな顧客層の開拓に挑む

オーナーズエージェントを選んだ理由を教えてください
新しい広告手法やツールを柔軟に取り入れたマーケティングができそうな会社だと感じたからです。
実は以前から英語の勉強を始めていて、その理由の1つに、欧米で流行している勝ち筋のマーケティング情報をいち早くキャッチアップして仕事に活かしてみたい、という思いがありました。

マーク(代表藤澤)」がアメリカのプロパティマネジメントを取り入れた不動産管理を実践していることを聞き、自分と同じような感覚を持っているのかな、と親近感が湧きましたね。
前職は住宅メーカーで、同業として知識的に被る部分がありましたし、今まで扱っていた「注文住宅」という個人向けの1商品から、複数の商品、しかも個人だけでなく法人向けのマーケティングに携われるということにも新しさを感じました。
入社して感じたこと
ID/パスワードが何種類もあることに驚きました(笑)。以前の職場はDX化が進んでいなかったので、今時はこれが普通なのかな?とも思いましたが、自社は導入がとにかく速い。
マークはよく「お金を出して済むなら外注しよう」と言っていて、「ここに手間がかかるなら、システムを入れればいいじゃん」と即決です。システム化に限らず、会社全体に「良いと思ったら、まずやってみよう」という雰囲気がありますね。

そのおかげもあって、テレワークもパソコンさえあればできる環境。週に2~3日は家で仕事をしています。通勤で往復3時間程かかるので、時間を有効に使えています。
黒川さんが携わる業務とは
オーナーズエージェントのe-ラーニングの2商品「スターカレッジ」 「スタケン宅建講座」の運用管理をしています。
「スターカレッジ」は賃貸管理会社向けの教育コンテンツ。会社が定額契約し、社員の方に仕事で必要な知識を講義動画で学んでいただきます。「スタケン宅建講座」は、宅地建物取引士の資格取得をサポートするオンライン講座です。

具体的な業務としては、例えば宅建の問題をWebとアプリのシステムに組み込んで更新したり、社内の映像班が撮影した講義動画を講座内に組み込んだりといった作業全般を行っています。新しく受講される方の登録情報確認や調整、利用IDの一括発行なども変則的に発生します。
仕事について苦労した話
作業には簡単なプログラミングやコンピューターの知識が必要なのですが、経験が浅いためちょっと苦戦しています。
特にアプリは、私が手元でテストして動かなければ、これを使っている何千人という人のアプリが同時に動かなくなる。こちら側の不備だけでなく、OSのバージョン更新などによっても急にトラブルが起こったりするので、毎日緊張感を持って取り組んでいますが、まだまだ勉強が必要です。
特に力をいれていることは?
スタケン宅建講座」のブラッシュアップです。
昨年、実際に自分自身で講座を受講した(無事合格できました!)ので、その時の経験をもとに、改善策やアイデアを実行しています。1つは講座動画の見直し。1本を10~20分の長さにして、空き時間や移動など短い時間でも区切りよく何かひとつを学べるようにしたり、見たい部分にすぐ飛べるよう動画内の項目をわかりやすく表示したりして、使いやすさを改善しました。

また、現在「スタケン宅建講座」を利用しているのは個人の方が大半ですが、もっと法人の方にも利用していただけるような施策を考えており、その一環として社内に「宅建部」というグループを作り、「スタケン宅建講座」を使った宅建合格を目指す取り組みを始めています。
宅建部について教えてください
現在、新卒・若手・中堅併せて20名の社員が、10月の合格に向けて勉強しています。
スタケン宅建講座」の受講に加えて、定期的に自習会や勉強会、模擬試験を開催。5問免除講習や受験料など、かかる費用は今年は会社が全額負担してくれました。

受験者が宅建取得者に相談できるバディ制も敷きました。というのは私が受験した時、アートアベニューの原田が勉強会を企画してくれたのですが、頑張りを褒めてくれたのがすごく嬉しかった。勉強のモチベーションを上げるには、声かけや応援が必要だと実感したんですよね。
昨年自分が勉強がてらアップしていた講座解説の「Instagram」も、いいね!やフォローが増えてやる気に繋がったので、今年の受験者に引き継いだところやはり励みになるようで、4月から200件以上も更新してくれています。
他にも模試の結果が見えるランキングを作成するなど、受験者の気持ちを上げるフォローアップを模索しながら進めています。

初年度なので見直すべき点もたくさんありますが、いろいろ試行錯誤しながら進めています。
宅建部の成果が上がれば、「スタケン宅建講座」の実績はもちろん運用ノウハウも溜まります。ただ講座を売るだけでなく「こう使えば勉強が続き合格者が増える」というモデルケースも併せてご提案できるようになれば、法人の方にも説得力をもったお話ができ、意欲的な導入に繋げていけると考えています。
いま興味をもっていることは?
暗号資産の勉強をしています。個人的にハマっているのですが、会社的にも何か業務が展開できそうだなと。
ゲームをしてお金がもらえるPlay-To-Earn(P2E)や、歩いてお金がもらえるMove-To-Earn(M2E)はすでに話題ですが、次に来るのは勉強でお金がもらえるLearn-To-Earn(L2E)じゃないかと。日本では法的にまだ導入が厳しいですが、e-ラーニングをやっているので、気になるジャンルです。

それから語学力も磨きたいです。英語はTOEIC800点を取れましたが、まあ読み書きやメールはできるというくらいのレベルなので、もう少し勉強して上達したら、次は中国語をやりたいです。
不動産にも役立つでしょうし、国も観光に力を入れていくと思うので、英語と中国語があればいいですよね。
” 楽しくなければ仕事じゃない ” について
未経験だったe-ラーニングも、最初はできるのかな?と思いながらもやってみたら面白かった。
①商品をどう売るか ②合格率をどう上げるか という2つの目的に向けて、運用しながらいろいろなアイデアを試していけるのが楽しいです。
社会の役に立っていることが実感できるので、やりがいも大きいですね。

e-ラーニングの他にも例えばコールセンターなど、0からサービスや商品を開発して提供できる風土も魅力です。前に進める大きなエンジンを積んだ力のあるスタッフがたくさんいる。
私もここで、自分がやったと胸を張って言えるものをたくさん生み出していきたいです。

黒川さんのFUN ANDは…